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ネットワーク式工程表(1級土施工一次必須)

最近、技術士ネタばかりでしたので、たまには土施工の話をします。

 

先週、ある1級土木一次受講生からある相談を受けました。内容は「ネットワーク式工程表の問題を正解するためのコツを教えて欲しい」ということでした。ネットワーク式工程表の問題は1級土施工一次で必須であり、一見、めんどくさそうに見えますが、じつは難しくなく、逆に合格したいのであれば絶対に落としてはいけない問題であると思います。なぜならコツを掴めば簡単であるし、問われる内容がパターン化されているからです。勉強してない受検生は計算問題なので、「スルー」もしくは「あて感」で答えているかもしれませんが、とにかくコツを掴めばこれほど簡単な問題はないので頑張ってコツを掴んでください。ではコツとなるポイントについて以下にまとめます。

 

(1)まずは各イベントの「最早開始時刻」を算出する

この時点でこの問題は50%位終わったようなものです。なぜなら、「クリティカルパス」(この工事を終わらせるのにかかる最長の時間)と各イベントの「最早開始日」が分かるからです。この2つを出せば選択肢中の「クリティカルパスは○○日である」という文言や「イベント×の最早開始日は●日である」という文言があった場合に、これらが適当なのか?適当でないのか?の判断を付けることができます。「適当でないもの」を選ぶ問題の場合、これら2つの選択肢が合っていればこれらは正解ではないので、残り2つの選択肢のうちのどちらかが正解ということになります。

 

(2)遅延する作業を考慮し、再度「クリティカルパス」を算出する

選択肢または問題文中に「作業Kが●日遅れた」などの条件が入っています。この条件を考慮して(1)で算出したクリティカルパスを再度算出します。そうすると遅延した作業がクリティカルパス上の作業であれば、その影響で「全体工期(クリティカルパス)が●日遅れた」ということが判明するので、選択肢の中の「作業Kが●日遅れた場合、クリティカルパスは●日遅くなる(速くなる)」という文言を見て、適当かどうかの照合をかけます。そうすればこの選択肢が正解なのかどうかの判定できます。

 

(3)「作業余裕日数」を出す

(1)(2)で選択肢4つのうちの3から4つくらいの正誤判定が可能となるため、答えは出ているようなものですが、残り1つの選択肢は「作業余裕日数(=クリティカルパスの作業日数ー当該経路の作業日数)」の文言の可能性が高いので、これを算出します。仮に算出できなくても(1)(2)で3つの選択肢の判別ができていれば、残ったこの選択肢の正誤判断がつきます(例えば「適当でないもの」を選ぶ問題で既に3つとも「適当である」と判断できていれば、残りのこの選択肢は「適当でないもの」となり、正解ということがわかります)。

 

以上ですが、とにかくネットワーク式工程表の問題は「最早開始時刻」をまずはじめに算出することがポイントであり、これができれば50%以上、この問題は終わり(正解できる問題)となります。

 

諦めずに理解して解けるように勉強してください。