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環境行動計画(筆記「必須科目Ⅰ」で狙われる?)

令和7年5月に国土交通省から「環境行動計画」が公表されました。概要は以下の通りです。

 

『脱炭素の必要性の高まり、自然共生・生物多様性の機運増大、循環経済の重要性の高まり、気候変動の影響の顕在化、といった環境政策を巡る情勢の中、以下の7つを重点的に取り組むべき柱とする。

(1)徹底した省エネ・クリーンエネルギーへの移行、再エネの供給拡大等の国土交通GXの推進

⇒徹底した省エネルギーの推進(グリーン物流や公共交通の利用促進、渋滞ボトルネックの解消)、クリーンエネルギーへの移行(次世代自動車の普及促進等)、ライフサイクル全体での脱炭素化(低炭素材料の開発導入、LEDの道路照明導入等)、再生可能エネルギーの供給拡大、吸収源対策の強化(都市緑地の確保等)

(2)自然再生や人と自然が共生する社会づくり

⇒多様な機能を有する自然資本財(グリーンインフラ)の拡大

(3)再生資源を利用した生産システムの構築

⇒循環資源の利用拡大(建設リサイクルの高度化等)、長寿命化等による廃棄物の発生抑制(予防保全の加速化等)、動静脈連携を支えるインフラ・基盤整備

(4)環境資源を基軸とした地域の経済社会づくり

⇒地域資源を活用したエネルギーの創出・地産地消(インフラ由来の木質チップを使用したバイオマス発電等)、持続可能な地域の経済社会システムの構築(持続可能な観光の推進等)

(5)気候変動に適応できる社会の形成

⇒ハード・ソフトが一体となった気候変動適応策(道路啓開の実効性の向上等)、ヒートアイランド・暑熱対策(遮熱性舗装の整備、まちなかの緑化空間の創出等)

(6)環境価値が評価される市場創出

⇒環境価値の見える化、評価・認証の充実、グリーン製品の公共調達促進 等

(7)グリーン社会を支える体制・基盤づくり

⇒関係省庁・自治体・産業界等との連携・協働のための場づくり(官民協議会等の活用等)、脱炭素や自然共生等の取組みに必要なデジタル技術やデータ活用のための基盤整備(地域交通DXの推進等)、人材育成・体制づくり(環境教育の推進等)、持続的な取組みに必要な制度的な基盤づくり(公共工事におけるCO2削減効果に対するインセンティブ付与、法整備等)』

 

最近、「必須科目Ⅰ」でよく出題される「複合問題」(たとえば「環境×DX推進」など)にも対応できる内容なので、技術士二次試験受験者は必ず目を通し、理解を深めておいた方が良いと思います。