2026年から技術士のコンピテンシー(資質能力)が変更になりました。8項目のうち「問題解決」「コミュニケーション」「技術者倫理」「継続研鑽」の4項目に変更があり、具体的には以下の点が変更点となります。
(1)問題解決
変化の著しい技術的な問題に対し、たんなる「最適化」ではなく、複合的な条件における判断を求められるように問題解決も変化してきている。したがってこれに対応するために「データ活用」と「多様な関係者(ステークホルダー)の意見統合」が明示された。
(2)コミュニケーション
技術者の海外進出などによるコミュニケーションの多様化に伴い、たんなる意思疎通ではなく、「包摂的」(全ての人々と共生を目指す状態)と「情報技術を活用した協働」が明示された。
(3)技術者倫理
倫理とは個人の問題ではなく、社会的役割として定義されることから、「社会・経済・環境への影響」、「次世代に対する責任」、「持続可能な成果の達成」、「文化的価値の尊重」が明示された。
(4)継続研鑽
技術革新が著しい現代において、仕事の変化に対する「適応能力」が求められてきていることから、これが明示された。
これらの改訂については技術士二次試験の口頭試験での対応はもとより、筆記における解答に盛り込むことでより高い評価が得られることが想定されます。今年の技術士二次試験受検者は、これらの改訂を意識して取り組むことが重要です。上記の太字キーワードを意識して勉強に励んでください。
