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資格取得はゴールではありません

先日の26日に2級土木の第二次検定(私が担当していた講座で「今年出るのでは?」と話していた内容がほぼほぼ的中!笑)が終了し、今年度の山場は12月をメインとする技術士第二次試験の口頭試験のみとなりました。皆さんの努力が報われれば良いですね。

 

その口頭試験がこれから始まる技術士第二次試験の筆記試験(合格発表は来週11月4日予定)で今年、2件ほど不正行為(カンニング)が出たそうで技術士会のHPに掲載されていました。この不正行為はほんとに良くないと思います。

 

不正行為をして取得しても実力不足で資格に見合う業務が実施できません。そうなると建設工事に従事する身として、それは不安全な社会資本の建設につながり、ややもすれば国民の安全を阻害する要因となり得ます。またそんなことして取得してもずっとその技術者の頭の中に「不正行為をしたこと」がトラウマとして残り、その後の技術者として健全な成長は出来ないと思われます。楽して取得する人は努力を怠るので成長しないですよね。

 

資格取得はゴールではありません。1つの通過点、手段に過ぎません。技術士法の技術士の責務に「資質向上の責務」があります。1度磨けばある程度定着する組織の中での「マネジメント能力」などと違い、技術は日々革新しており、いわゆる「継続研鑽」が技術士(技術者)には必須となります。1度身につけたから良いというわけでは無く、日々努力が必要です。つまり、技術士を取得したら「ゴール」というのは大間違いで、取得して技術士となった時点が、新たな「スタート」であり、ここからが本当の勝負です。

 

おそらく今回の不正行為は技術士取得を「ゴール」と考えている人が行った行為であると私は思います。「取得すれば楽になる」とか「取得すれば偉くなれる」など取得を「ゴール」として考えているからこそ、不正行為に走るのではないかと私は思います。

 

このブログを読んでくれている方には、日々努力をして真の「技術士(者)」として、社会資本整備の健全な発展のために大きく活躍してくれることを期待しています。