先日6月3日に巨人の元選手で監督の長嶋茂雄氏がお亡くなりになりました。
私は1971年生まれで、長嶋選手が引退されたのがたしか1974年なので正直、プロ野球選手としての長嶋選手の記憶はありません。しかしながら選手時代のエピソードや監督時代を通じていろいろ学ばせていただきました。
長嶋氏から一番学んだことは常に観客やファンを「引きつける」姿勢です。ホームラン打ったときに「スキップ」しながらホームインする行為や打席でスイングしたときのヘルメットの「落ち方」の研究、また「メイクドラマ」などの数々の名言など、いろいろと話題に欠かせない方でしたが、その意図は、常に周囲を「引きつける」ためであり、一野球選手・監督を超えた「エンターテイナー」であったと思います。またその行為を振り返るとすごく真面目な方ですよね。真面目でなければここまで出来ないと思います。
われわれも社会で生きていく中で常に「お客様」を相手に商売しなければ生きてはいけません。長嶋氏のこれらの行為を参考にお客様のために「喜びや関心を与える努力」を継続していきたいと思っています。そうすることで自分にとっても良い結果がついてくると信じています。
それにしても89歳(ヤキュウ)でお亡くなりになったということで、最後まで野球人でしたね。
心からご冥福をお祈りします。